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Kyotographie 2017 #4 [Exhibition 2017]

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2017年5月3日
京都市内各所


#13 荒木経惟 “机上の愛” @両足院

毎年楽しみにしている両足院の展示。しかし今回は、浅田氏の話を聞いたかとのせいかあまり面白いと感じられない。いや、もともと自分は荒木の写真があまり好きではなかったはずだ。その気持ちが少し変わったのは「ちろ」の連作を見てからだった。でも今回の作品群はチープな感じでどうにもいけない。胡蝶蘭、金髪人形の作品はまぁ良かったか。コルトレーン「至上の愛」が流れる庵には荒木の書が飾られている。



#18 DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展 @ 立命館大学国際平和ミュージアム

満員のバスに乗ってはるばる立命館へ。Days Japanという雑誌はなんとなく目にとまってはいた気がするものの、ほとんど意識をしたことも無かった。伝統的(かつ正統的)なリベラル左派的主張に溢れた展示だ。近年では珍しくさえある硬派ぶりで身が引き締まる思いがする。

通常のニュースなどで見かけるよりはるかに悲惨な戦場写真。DJ誌の創立者である広河隆一氏は自身が報道写真家のようだ。たる爆弾(知らなかった)。21世紀になって深刻度を増したイスラエルのパレスチナ攻撃(そうだったのか)。ペット殺処分後のガス室(集団で殺すのか)。ブタの「妊娠ストール」は欧州などで禁じられる一方、日本では増加している(この具体例は初めて見た)。アルゼンチンのモンサント市場は今世紀に入って拡大(次は日本か?)。ビル倒壊のあったバングラデシュはファスト・ファッション隆盛のおかげで衣料輸出二位(「安い」ことの価値とは?)。



#2 Arnold Newman “マスタークラス −ポートレートの巨匠−” @ 二条城 二の丸御殿台所

KGの展示会場としては今年初登場の二条城。VIPパスの背面にも使われたストラヴィンスキーのポートレートはトリミングだった。これも「古典写真は美しい」の代表例だ。幾何学的な作風は、これまでにどれだけの作家が(無意識であっても)再生産してきたことか。倉庫内で撮ったらしきポラロイド社の従業員たち。Otto Frankの写真が鮮烈だ。Kurt Gödel、Paul Stranda、Mondrianらしい格子に囲まれたMondrian。Miróらしい丸模様が添えられたMiró。倉庫のドア。「ハンヤホルムと息子クラウス」は普通ならダメ出しされる構図で人物の配置が重なってしまっていが、1つの造形のように見えることで特別な構図を成している。



#3 山城知佳子 “土の唄” @ 堀川御池ギャラリー

沖縄を題材とした政治的、というよりはスピリチュアルな作品群。1Fの写真と動画は憑依のシミュレーション。2Fのメインは「土の人」。済州島と沖縄の類似点。百合畑から立ち上がる無数の手。最後の手拍子は、音楽的にもっとベターで得たのでは?「土地」に対するスピリチュアルな執着を肯定できない自分には響かないテーマだ。でもグロ気味の映像はとても美しい。コリアンに翻訳がつかないのは何故か??沖縄と済州島の映像が三画面に交錯する。



#4 Giada Ripa “The Yokohama Project 1867‐2016” @ ギャラリー素形
世代の異なる先人の足跡を追った紀行写真。別世代の3人が捉えたそれぞれの日本。Ruinartという人はどうやらその筋の人物らしい。



Days Japanの別展示を見るために京都新聞社へ行ったが、祭日と言うことで閉まっていた。残念。



2017.5.6 追記
#18-2 DAYS JAPAN写真展 "一枚の写真が国家を動かすこともある" @京都新聞2Fギャラリー

この日しか観れる日が無い事に気付き、小雨の降る中を出かけることにした。京都の地下鉄がひどくすいている。旅行者のピークが終わりスポットが空いたのだろうか。会場には数人見学者。展示作品数は30ほどで少ない。欧州からガーナへは廃棄物が移送される。パキスタンの大洪水は全く知らなかった。 インドの原発はソ連の援助によって創られた。日本人女性のフォトジャーナリストは林典子さんだった。

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