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草間彌生 わが永遠の魂 [Exhibition 2017]

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2017年3月18日
国立新美術館




なによりの驚きは制作量の多さだ。メインホールに飾られた無数の正方形作品、これらを描くだけでどれだけの時間とエネルギーが必要なのか、想像も及ばない。特に面白かったのは初期作品群。暗い色、うねうねと蠢く造形、暗い穴ぼこ。このどろどろ感こそが氏の核であり真価なのだろう。それらを消化することで「ポップなスキゾ」となったのが近年の作品群なのだろう。

最近ではあちこちに氾濫する安易な「アール・ブリュット」より何倍もブリュット的だ。何故か今まで、そう思って彌生作品を見たことは無かったのだが。作家本人がTVに出たりしているのを見ている分だけ、これらの非・象徴的でイビツな造形が身近なイメージの作者に結びつかず、困惑してしまう。

NY時代のミニマル作品は「どろどろ」と「ポップ」をつなぐリンク。男性器を象徴化するための闘争。そして完成するかぼちゃ、黄樹などのモチーフ。最近作が持つ楽しさと不気味さの融合、これを理解するためにはその背景に控えた過去作品への知見が不可欠だと実感した。人が多すぎてじっくり見れなかったのが残念。スキゾ作品に浸るときにはそれなりの集中力が要るのだが。
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